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弱火

最近、「野菜炒め」や「炒飯」といったキーワードをネット検索かけると必ず〝弱火〟での調理を推奨する記事がヒットします。それも書いているのは素人ではなく、どこそこの一流オーナーシェフや食品メーカーの研究員といった食のプロの方々....

 

興味津々で覗いてみると、まあ、ごもっともなことも書かれているのですが、見逃せない共通した大きな間違いがありました。

 

それは〝強火〟で調理出来る環境があるのならば、そうするに越したことないにもかかわらず、弱火でじっくり時間をかけて調理するのがbetter、それどころか「プロもそうしている」と(笑)

 

確かに野菜炒めも炒飯も弱火で調理出来ないことはないが、どちらも従来通りの強火で調理したものが遥かに美味しいです。間違いなくハイ......。

 

試しに、炒飯、野菜炒めどちらでも良いので、彼等が載せているレシピ通りに貴方が作ったものと、ある程度繁盛しているお店のものとを食べ比べてみて下さい。

そうすると、一目瞭然、貴方が作った炒飯と野菜炒め、旨みも風味も歯ごたえもなく全然ダメダメなヌルい味、その正体は「炒飯ぽいもの」と「野菜炒めぽいもの」。

 

何故にここまで違いがあるのか、それはお店のものは〝全て〟従来通り強火でチャチャっと作るからです(笑)

皆さんちょっとだけ想像してみて下さい。中華料理屋の店主が炒飯や野菜炒めを弱火でじっくり調理している光景を.....そんなお店、僕なら注文せずに無言で出ます(笑)

 

皆さんどうかお気を付け下さい、このように巷に溢れかえっている様々な無料の料理レシピ...:参考程度にするのなら良いのですが、所詮は無料、レシピ通りに作っても劇的に美味しいものは出来ませんから.....

 

苦労して編み出した秀逸なオリジナルのレシピ....皆、そう簡単には教えませんよ☺